ユニバーサル・スタジオ・シンガーポール(USS)の歩き方
ジャカルタに住んでいたら、在住中に一回は行くだろうシンガポール。今回のシンガポール旅、メインのひとつがユニバーサル・スタジオ・シンガポールでした。いろいろ学んだことがあったので、アトラクションメイン(ショーやミート&グリートはあんまり興味なくて、すみません)でご紹介します。
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まとめ
ユニバーサルスタジオシンガポールまとめ
— nariyuki@jakarta (@nariyukiJKT) 2020年1月6日
・アトラクションは全般的にほんのりくさい
・ジュラシックパークはガチで濡れる
・昼すぎ入場なら時計まわりが正解
・行列はインド人との闘い
・メンテ多い#USS pic.twitter.com/9xvOn4tR5N
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行く前の準備
わたしは基本的にあんまり準備をしないタイプなので、よく失敗します。今回もいくつかの失敗をした…というかジュラシックパークで濡れすぎたので、事前に共有いたします。
公式アプリをダウンロードしておく
パークマップ(PDF)にある公式アプリをダウンロードしておきましょう。待ち時間がわかります。入場したらまず待ち時間をアプリでチェックして予定をたてるといいかも。ただまあ人気ライドなのに「5分」とかになってると、到着するころにはみんな殺到しててまさかの「90分」待ちになってたりするんだけどね…(実話)。そこまではいかないものの、「20分」ってなってて行ったら着くころには「40分」だったとかは全然ある。
持ち物
それぞれふだんの持ち物があると思うけど、追加しておいた方がいいもの。
- カッパ/レインコート:「ジュラシック・パーク・ラピッド・アドベンチャー(Jurassic Park Rapids Adventure)」対策。全身覆えるものが望ましい。アトラクション待機列内にある自販機にて5ドルで購入可能。そこで買おうとしたんだけど、なんと自販機メンテ中で買えず、丸腰で挑んで失敗しました。
- 荷物を守るビニール袋:これも「ジュラシック・パーク・ラピッド・アドベンチャー(Jurassic Park Rapids Adventure)」対策。レインコートに余裕があるなら、一緒に着込めばビニール袋はなくても大丈夫。
雨季の場合、傘は諸説あるけど、わたしはいらない派。雨降ったら近場の行列に並んでおけばしのげるので。
コインロッカーがそんなに大きくないので、荷物はなるべく小さく少なめに。
あとはまあ日焼け対策とか、暑さ対策は、しておくに越したことないです。持ち物チェックはないので、食べ物や飲み物は持っていっても大丈夫そう。でもレストランで持参したペットボトルや弁当食べてるのは日本人だけだったよ…。
服装
- 洗濯可能な服
- 短パン推奨
- 靴は乾きやすいものか、かかとの止められるサンダル
まとめに書いたけど、アトラクションが全体的にほんのり臭い。雨季だったからかな。生乾きのニオイというか、汗のニオイというか。それが手とか服にうつっちゃうの。なので、服は洗濯可能なものを着ていきましょう。
アトラクションはスカートでも全然問題ないんだけど、ボルダリングができたりもするので、やりたい場合はパンツスタイルがベターかな。
とにかく「ジュラシック・パーク・ラピッド・アドベンチャー(Jurassic Park Rapids Adventure)」が濡れまくるので、レインコートから出てしまう長ズボンなどはやめておいたほうがいいかもという感じです。あと服より靴の濡れが深刻なので、サンダルを持参して履き替えるか、乾きやすいor防水スニーカーを履いていって靴下はライド前に脱ぐというのがオススメです。
「かかとの止められるサンダル」と書いたのは、「サイクロン(Battlestar Galactica: HUMAN vs. CYLON)」「キャノピー・フライヤー(Canopy Flyer)」が足ぶらりんタイプのため、かかとのない靴は脱がされるからです。荷物置き場からライドまで裸足になるので、気になる方はサンダルはやめておいた方がよいです。
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そのほか注意点
子ども連れの場合は身長に注意
年齢制限はありません。122cm未満の場合は、親の付き添いが必要です。そのほか最低ラインは下記のとおり。
- 125cm以上: ヒューマン/サイクロン(Battlestar Galactica: HUMAN vs. CYLON)
- 122cm以上: リベンジ・オブ・ザ・マミー(Revenge of the Mummy)
- 107cm以上: ジュラシック・パーク・ラピッド・アドベンチャー(Jurassic Park Rapids Adventure)
- 102cm以上: トランスフォーマー・ザ・ライド(TRANSFORMERS The Ride: The Ultimate 3D Battle)
- 100cm以上: 長ぐつをはいたネコの大冒険(Puss In Boots’ Giant Journey)
- 92cm以上: セサミストリート・スパゲッティ・スペース・チェイス(Sesame Street Spaghetti Space Chase)、キャノピー・フライヤー(Canopy Flyer)、エンチャンテッド・エアウェイズ(Enchanted Airways)
- 80cm以上: マダガスカル・クレート・アドベンチャー(Madagascar: A Crate Adventure)
USJよりお子さんが楽しめる印象。ただ、キャノピー・フライヤーとかわりとスリリングだし、マミーにいたってはマジで怖いので本当に身長制限だけでいいの!?となります。
行列でのわたしVSインド人バトル
あんまりこういうこと書くのよくないとは思うんだけど、行列で3回もめた。すみません。
一回目はマミーの行列でコーナーを使って堂々と抜かしてきた親子連れ。母・娘・息子の3人で、娘がわたしを抜かし、その後ろに母がつき…その後息子をひきいれようとしていたので、「だめだよ、みんな並んでいます」と注意。なんかゴニョニョ言ってたけど、手で制止して「ノー」と言ってしまった。でも全然下がらなかったので次のコーナーで持ち直させてもらった。そのあともめげずにスキあらば身体をねじこんでくるので、そのたびに目を見て首を振って対応。
二回目はボルダリングの列で身体をぴったりつけてきたファミリー。そもそもわが家とそのファミリーの2組しかいなかったので目立っていたようで、わが家が困っていたらスタッフが「下がって」と注意してくれた。
三回目はジュラシック・パークの列で、折り返しで隣り合ったファミリー。子どもが思いっきりわたしめがけてシャボン玉銃を発射してくるので、「やめてください」とつい言ってしまった(もちろん親の方に)。
で、このファミリー3組ともインド人だったんだよね…。なんかさ、こういうの言いたくないんだけどさ。。あなたの神様はあなたのそういう行いを認めてるの?って思っちゃう。ちなみにわたしは日本でも過去行列で一度だけオジサンとケンカしたことがあるし、外国人だから注意したわけではないです。(そば屋の列で全然進まないオッサンがいて、「進んでもらえますか」と言ったことがある。逆上されて、わたしも応戦してしまい言い争いになった笑)
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左回り/右回り問題
午前中は比較的すいているらしく、昼頃からパーク全体が混みはじめるもよう。朝の弱いわが家も午後から入場したためピークにバッティング。しかもみんなと同じ右回り(反時計回り)を選択してしまったため、すべてのアトラクションが混んでいるという悲惨な結果に…。昼過ぎから行くのであれば、左回り(時計回り)がベターだったようです。
乗りたいアトラクションによるし、待ち時間は入場すぐにアプリで確認すればよいので、正解はないとも言えるのですが。比較的左側にマイルドなアトラクション、右側がハードなものが多いようです。小さなお子様連れの場合は、左側メインにまわるのがよさそう。
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人気アトラクションの混み具合
年始のホリデーシーズンの平日、の場合。
- トランスフォーマー・ザ・ライド(TRANSFORMERS The Ride: The Ultimate 3D Battle)
右側。昼~午後がピーク。わが家はピーク時に入ってしまい70分待ち。逆に、夕方以降は待ち時間15分とかでした。 - ヒューマン/サイクロン(Battlestar Galactica: HUMAN vs. CYLON)
右側午後遅め~夕方がピーク。昼は意外と空いていた。 - リベンジ・オブ・ザ・マミー(Revenge of the Mummy)
右側。昼がピーク。わりと変動あるけど、夕方以降が空いていた。 - ジュラシック・パーク・ラピッド・アドベンチャー(Jurassic Park Rapids Adventure)
中央。わが家が行った日は一日中メンテナンス。復活後の閉園直前に入場したところ、客が殺到しこの日最長の90分待ちでした(そう、最長でも行列は90分なの!)。 - 長ぐつをはいたネコの大冒険(Puss In Boots’ Giant Journey)
わりとずっと混んでました。 - マダガスカル・クレート・アドベンチャー(Madagascar: A Crate Adventure)
夕方過ぎがピーク。昼過ぎは空いていたので、右回りが多いのかなと思いました。
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アトラクション
今回は子どものために行ったので、子どもが「のりたい」といったものだけ乗りました。乗ったアトラクションを軽く説明します。
- トランスフォーマー・ザ・ライド(TRANSFORMERS The Ride: The Ultimate 3D Battle)
USJに多くあるタイプの3Dスリルライド。家族3人でライド。子どもがこれ目当てだったので昼入場して真っ先に乗ったら激混みで70分待ち。夕方以降はずっと15分待ちとかだったので、後半にすればよかった…と後悔した。しかもさあ乗れるぞってときにメンテナンスに突入。でも楽しかった。 - トレジャー・ハンター(Treasure Hunters)
夫が絶叫系NGなため、家族で乗れる怖くないものを…と探して乗ったのがこれ。家族3人でライド。わりと混んでて30~40分くらい並んだと思うけど、すっげえつまんなかった笑。ひどい笑。 - リベンジ・オブ・ザ・マミー(Revenge of the Mummy)
怖すぎる。子とわたしでライド。ストーリー+ジェットコースターって感じなんだけど、ストーリー部分はおどかしてくるわ演出が怖すぎるわで、走り出してからはスペースマウンテン的な真っ暗ジェットコースターで、2つの恐怖がてんこ盛り。前の列にいたインドネシア人の少年がギャン泣きしてた。でもうちの子は、これが一番おもしろかったって。わたしも一番はこれかな…(絶叫好きなので)。 - キャノピー・フライヤー(Canopy Flyer)
足ぶら系コースター。2人乗りなので子とわたしでライド。わりと速度出る。個人的には結構スリリングだったんだけど。92cm以上から乗れるのおかしい。好き。 - ダイノ・ソアリン(Dino-Soarin)
USJでいうスヌーピーのやつ、ディズニーシーでいう魔法のじゅうたんのやつ。2人乗りなので夫と子どもに乗ってもらい、わたしは撮影係。 - アンバー・ロック・クライム(Amber Rock Climb)
化石につかまってボルダリング。空いている。子どもがチャレンジするも、すぐにギブアップ。 - ジュラシック・パーク・ラピッド・アドベンチャー(Jurassic Park Rapids Adventure)
行った日はずっとメンテナンス。閉園間近にオープンしたので駆け込み。並んでいる間に閉園時間が過ぎ、おみやげを買えなかった。。しかも閉園時間すぎたせいかカッパの自動販売機もストップしており、丸腰で挑むことに。結果、わたしのところから着水し、全身ずぶぬれ、パンツ・靴までびちょびちょに。髪とワンピースが全身に貼りつくレベル。3席×3の席配置なんだけど、同乗した韓国人ファミリーが完全防備だったのに、席の運でまったく濡れてなくて嫉妬。夫はエリマキトカゲの水鉄砲をじかに脳天に浴びていた(さながら滝行)。
以上!(少な!笑)
「マダガスカル・クレート・アドベンチャー(Madagascar: A Crate Adventure)」も並んだんだけど、これまた目の前でメンテナンスに入り「再開のめどが立たない」と言われたので離脱した。メンテナンス多い! だれか携帯落としたりしてるだろ!!
個人的な思い残しは、「セサミストリート・スパゲッティ・スペース・チェイス(Sesame Street Spaghetti Space Chase)」「エンチャンテッド・エアウェイズ(Enchanted Airways)」「ヒューマン/サイクロン(Battlestar Galactica: HUMAN vs. CYLON)」。次回必ず!!