基本何でもあるんだけど、意外なものが見つからなかったりするジャカルタ。おなじインドネシアでもバリにならあったり。シンガポールも近いので、かつては旅行を兼ねて週末買出しをするという方もいた。はやくコロナおさまってほしいねえ。
とはいえジャカルタも年々便利になっています。じつのところ、手に入らないものはほぼない。イオンやパパイヤの品揃えもどんどん充実してきてるし、スーパー行脚はたいへんだけど楽しい。トコペディアなどのオンラインショップがつかえるようになれば、無敵。ちなみにわが家は船便なし・家族3人スーツケース3個で来尼しており、ほぼ現地調達派です。
ただやっぱり最初は不安もあると思うし、子どもが小さかったりする場合は日本から慣れたものを持ち込むとよいと思います。
だからといって不安がりすぎて、ふだんつかわないものを持っていくのはあまりオススメしません。レトルト品とかふだん使わないご家庭なら、たぶんいらない。日本で使ってこなかったものはこれからも使わないし、へたに一度使っちゃって癖になっちゃうとその先困るし。同じものをたくさん持ち込むと税関にひっかかるしね。持ち込む目安は1ヶ月分。その1ヶ月のあいだに、自分にあったものを現地で探すとよいと思います。
こういうリストはあくまで参考にとどめ、ご自身の暮らしの延長線上で考えてみてくださいね。
…というのもまあわたしの意見だしな。ジャカルタに慣れる気はない!すべて日本から持ち込む!というならそれも信念あっていいと思う。各方面に気を遣ってなんだかよくわかんなくなってきちゃった。本題に入らないと。
ジャカルタ手に入りにくいものリスト
いまのところわたし自身がジャカルタで探すのに苦労したもの、リストアップしてみます。あくまでわたし個人で観測した範囲内!
ほか目撃情報やこれがなくて困った!というものがあれば、コメントしていただけると助かります。
食品関連
- 中華味: ウェイパーとか鶏ガラとかああいうやつ。こっちの「Masako」がそれに近いんだけど、微妙に風味が違う。しょっぱい。
- コンソメ: 最近マギーを見かけるようになった。けど、やはり微妙に風味が違う。しょっぱい。
- とろけるチーズ: チーズ自体はどこのスーパーにでもある。あるけど高かったりしょっぱかったりするものもあるので注意。とろけるチーズはインドグナで手に入る。粉チーズは外資系スーパーのパスタコーナー(常温)にあるものを買ってる。
- チューブにんにく・しょうが・わさび: papayaにあるらしい。しょうがもにんにくも安いからフレッシュを使えばいいんだけど、あると便利。朝の弁当づくりは戦なので。
- 片栗粉: タピオカ粉が代用品として使える。少しとろみが弱い。どうしても片栗粉!と思うと見つけづらい。なくはない。
- トマトジュース: カゴメや伊藤園のみたいなトマト100%の製品はない。伊藤園のがパパイヤやイオンにあるなど(600円くらいする)、高い輸入品はある。ダイヤモンドっていう地場産のは、ホワイトグレープ?との混合で甘くて薄くてまずい。トマトジュース好きなので地味にしんどい。
- ホワイトチョコレート: 製菓用とか売ってるは売ってるんだけど、プラスチックとかロウとか食べてるんかってほどおいしくない。日本のホワイトチョコレートは本当にすごい。
- 酒: 言わずもがな。ただ、調味料としては、中国産の料理酒やみりんがあるし、イオンに日本のものもある。飲む酒としては、ビール以外は高い。Red&Whiteやモスカフェ(2023/5/31まさかの撤退)は比較的安い。ワインは保存がイマイチのようでハズレを引く確率高し。とくに赤ワインは結構な確率で酸化してる。日本の缶チューハイが恋しくなる。
- 青魚: スーパーで魚を買うのが怖いなら、スシマサのFishopがオススメ。質の良い冷凍魚が手に入る。ここのカットサバとブリとサーモンミンチは月イチで買出しへ行きつねにストックしてる。
スシマサのお魚屋さんで買えるこれ、オススメ。冷凍のサーモンほぐし身。鮭ピラフとかサーモンパスタがカンタンにできるので、お弁当に大活躍。手づくり鮭フレークもできるよ。これとカットサバはつねに5個くらいストックしてる! 味付けなし、100g、16K。 pic.twitter.com/ZrYCkNXj24
— nariyuki@jakarta (@nariyukiJKT) February 26, 2020
衣服関連
- 水着: 安物でデザイン問わないならITC Kuninganとか。モールのスポーツ用品店にはアディダスやスピードなどのスポーティなものがある。かわいいものなら日本未上陸のOYSHO(ZARA系)!! ここの水着は安くてかわいい! 子どもの水着もH&Mで調達可。ちなみにZARAやH&Mは日本より安いよ!
- 靴下: スニーカー用のくるぶしソックスは結構あるんだけど、ふくらはぎ中間とかある程度の長さのものは探すのに若干苦労する。黒とか白ならMARKS&SPENCER、柄物ならH&Mにあり。
- イヤリング: ピアス穴がないのだけど、基本ピアスしか売っていない。かわいいものはとりあえず買って、自分でイヤリングにつくりかえてます。最近、イヤーカフが少し出てきてます。
日用品関連
- コーヒーフィルター: なかなかない。スーパーにはほとんどなくて、アノマリやオッテンなどカフェチェーンに置いてある。コーヒー好きはジャカルタでコーヒー飲みまくると思うので、日本から持っていくと楽。
- クッキングシート: 売ってるところ見たことない。製菓用品はどこにでも売っているのにクッキングシートだけはない。使わないの? ダイソーにたまにあるらしい。
- ピーラー: I字はある。あのいわゆるT字っぽいやつは高級品しかない。100円で買えるのに…ってなるので日本で買っていって。グランドラッキーにあるらしい。
- ボタン電池: ペーパークリップにある。子どものおもちゃとかほとんどボタン電池だし、消費激しいし、おもちゃ一個につき3つ要ったりするから、大変。
- 折り紙: ダイソーで買える。ペーパークリップなどで買える地場産は微妙に正方形でなかったり、なんかツルツルしてるのであまりオススメしない。
ドラッグストア関連
- キズパワーパッド: ない。靴擦れしやすい人は日本から持ってった方がいい。
- リステリン紫: ハラル対応の激マズのZEROしかない。まれに輸入品あるけどやはりすべてZERO。最近は紫自体見かけなくなった。わたしはミントの味にすごくこだわりがあって、地味につらい。最近はあきらめてコンクールを日本から持ち込んでいます。
- ツヤ系リップ: マットリップが主流なので、ツヤツヤ好きは苦労するかも。イニスフリーも進出しているし、韓国系のコスメストアは充実しているので、化粧品自体はあまり困らない。メイベリンやロレアルパリは日本より安いのでむしろジャカルタで買って。
- ムラシャン: 紫シャンプーは、ロレアルのものがサロンで手に入る。トコペディアなどにもある。
- ヘッドの小さいハブラシ:よく言われるやつね。SENSODYNEの2本入りのやつが、やや小さめです。
- スタイリング用のヘアオイル: ellipsとかロレアルはあるんだけどそうじゃなくて、スタイリング用のオイルがマジでない。ナプラみたいなやつね。それっぽいのは頭皮ケア用ばかりで、スタイリングには使えない。とにかく女性用のヘアスタイリング剤がない。バームとかクリームとか全然ないから濡髪スタイリングできないよ。
おまけ: ジャカルタで日本のものを探すときに見るべきお店リスト
- イオン: GARDEN CITYはイオン自体が充実してる。BSDの方はモール内の雑貨屋が充実してる。Mr.DIYもダイソーもあるし、SCOOPとかCindyとか女の子向け雑貨屋も豊富。
- グランドラッキー: 輸入品スーパー。食料品はもちろん雑貨もいろいろある。わが家はここでタオルもそろえた。
- Mr.DIY: 品ぞろえ豊富。しかも安い。日本の百均的存在。真っ先にここを探すべし。
- ダイソー: 日本の2〜3倍するので不服感があるものの、結局ジャカルタのどの店よりも安かったりする。しかも安心の日本品質。ただし品ぞろえはあまり期待しないで。
- TOKYO1: 日本の100均で売ってるような雑貨・日用品のセレクトショップ。ガンダリアやコカスにある。グランドラッキーにもワゴン出店。もちろん値段は日本の3倍くらいする。
- Paper & Clip: 文房具屋さん兼本屋さん。画材や手芸用品なども。
- Gramedia: 本屋さん兼文房具屋さん。
- MINISO(メイソウ): ライフスタイルショップ(?)。スマホアクセサリー・ガジェット類、ファッション雑貨、コスメ、生活雑貨など。版権モノにつよく、ぼくらベアベアーズやマーベルなどのキャラ雑貨も充実。
- IKEA: ちょっとした棚とかカゴとかはここで。
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