わたしはかなりインドアな性格で、基本引きこもっています。でも散歩は好き。でもめんどくさい。ということで、ときに趣味として、ときに義務として、週1は散歩に出ています。
散歩と言いつつ、わりと計画はしっかりめに立てます。慣れてきたとはいえやっぱり一応異国だし、対策も必要なので。そして最大のルールが、目的が2つ以上あること。目的というのは「〇〇を食べたい」「〇〇を見たい」「〇〇を買いたい」「〇〇の写真を撮りたい」など。これが近隣で2つ以上あると、やっとそのエリアへ行こう!という気になるわけです。
前置きが長くなったけど、今回行くのはクバヨランエリア。とにかくラクサが食べたかった。それだけだと弱かったんだけど、Google Maps見てたらクバヨランにはバナナ市場があるっぽい?となり、南エリアはあまり行かないし新鮮なので行ってみよう!と。
ということで、Gojekでひとまず目的のラクサの店へ。腹が減っては歩けもしませんので。
Laksa Betawi Asirot
今回一番のお目当て、Laksa Betawi Asirot。ラクサってシンガポールのものを想像されると思うのだけど、ジャカルタにもラクサベタウィなるものがあるのです。
このラクサベタウィのレジェンドが、このLaksa Betawi Asirotなのです。1972年からある、ベーシックなラクサベタウィを食べることができる貴重な店。Assirotとはこの店がある通りの名です。
インドネシアにもプラナカン文化が入ってきており、ラクサベタウィもその系譜。シンガポールラクサと異なるのはスパイスの構成だそうで、ラクサベタウィはターメリックがふんだんに使われており黄色いのが特徴らしい。シンガポールラクサはオレンジっぽいですもんね。そこへ煮込んだ牛肉やテンペなどおかずをトッピングしていただきます。
このお店も、ラクサを注文するとトッピングを聞かれます。カウンターにあるおかずを見て、注文。今回15時すぎくらいにお邪魔したため売り切れが多く、テンペとサンバル玉子のようなものをお願いしました。
じゃん。ここのラクサは生のもやし、ニラ、バジルの葉?がたっぷりのっています。これがシャクシャクしておいしい。ketupat(お米のお団子)も入っていて、スープだけでじゅうぶんお腹いっぱいになります。スープはやや辛め、ココナッツミルクはひかえめでくどくない。後味は鼻に抜けるエビの風味。テンペはゴレンではなくbacem(ケチャップマニスで煮込んだもの)でした。お茶がついて3万ルピア。や、安い……個人的に相当好きでした。おいしかった。また行きたいなあ、でもまわりに用事作るのむずかしい位置なんだよね。。
おなかの大きなネコチャンがいました。
Jl. Assirotを歩く
食後にお散歩開始です。ここからKebayoran駅まで歩きます。およそ2キロ、スタスタ歩けば20〜30分の距離です。
この通りは印刷工場がたくさんあり、ガシャンガシャンと威勢のよい輪転機の音が響いていました。いいですねえ。小さいころ、近所にあった印刷工場を覗くのが好きでした。紙とインクのいい匂いで。
Jl. Raya Kebayoran Lamaを歩く
このまま南下し、Pasar Kebayoran Lamaを目指します。屋台がたくさん出ており、歩道はほとんど歩けませんでした笑。それなりに交通量があるのでちょっと危ないかも。
Grab Bikeの福利厚生施設のようなものが。初めて見ました。
わかりますか? Alfamartというコンビニの中に、なんとLAWSON!
パサールに近づいてくると、果物を売る屋台が道沿いにズラリと並んでいました。
パサールに到着。古そうな店が並び、雰囲気がよい。看板がかわいいですよね。パサールはわりと大規模で、文房具や子供用品などの生活用品なども揃っていました。
そしてこれがバナナ市場Pusat Pisang Pasar Kebayoran Lama! こんな感じのバナナ専門店が道沿いにズラリと続いていました。緑色のままで食べられるPisang Ambonが気になっているのだけど、あまり見かけず。黄色いアンボンバナナもおいしいけどね。
Kebayoran駅までびっしりお店が並んでいて、すごいにぎわい。海産物のお店もありました。
本日のおさんぽはここまで。短めですが、なかなか満足できました。